Illustratorの光彩と呼ばれる機能について誰でもわかるように詳しく優しく解説していきます。
光彩とは?

Illustratorの光彩機能は、オブジェクトの内側と外側につけることができるぼかしに似た、オブジェクトやテキスト、写真の縁をおしゃれにする機能になります。

光彩では内側・外側の2つに効果を適用することができ、描画モードや不透明度、ぼかしや光彩のカラーを設定することもできます。 それでは光彩の使い方を見ていきましょう。

光彩の使い方
光彩は内側と外側にかける2つのパターンがあり設定が異なるので分けて解説していきます。
外側に光彩をかける方法

まず外側に光彩を適用したいオブジェクトを出します。
ちなみに一度に複数のオブジェクトに対して光彩を適用することもできます。テキストでも写真でも図形でも大丈夫です。


内側に光彩をかける方法

まず内側に光彩を適用したいオブジェクトを出します。
ちなみに一度に複数のオブジェクトに対して光彩を適用することもできます。テキストでも写真でも図形でも大丈夫です。


光彩によくあるQ&A
Illustratorの光彩を使用するにあたってよくある質問とその回答をまとめました。
オブジェクトの線の有無はどう影響するの?
光彩はオブジェクトに線がある場合、外側の場合は線の先端から指定した大きさ適用される。内側の場合は線の有無に関係なくオブジェクトの境界線から光彩が適用される

個人的に気になったことなんですが、光彩はどこから始まるのかな?と思ったので上の写真のように試してみました。
- オブジェクトに線要素がない場合はオブジェクトの端から光彩が適用される
- オブジェクトに線要素がある場合は線要素の端から光彩が適用される
という結果になりました。
光彩の内側の場合は、線要素の有無に関係なくオブジェクトの境界線から光彩が適用されることもわかりました。

光彩は内側・外側同時にかけることはできるの?
できる

これは特別な設定や手順はありません。ただ単に内側と外側を手順通りにやるだけでOKです。
光彩は何層にも組み合わせることができる?
できない
例えば、オブジェクトの外側に光彩を何層も組み合わせた層を作りたいときには少し違ったやり方をしなければいけません。
外側光彩に加えてぼかしを使ってもう1つオブジェクトを重ねることであたかも光彩が2つ重なっているように見せることができます。

【Illustrator】ぼかしの使い方とは?2種類をぼかしをしっかり使い分ける
光彩と光彩拡散は何が違うの?
光彩拡散は写真に使うことがほとんど

2つの違いは明らかで光沢拡散はPhotoshop効果といって写真そのものを加工する機能になります。
それに対して、光彩はオブジェクトやテキスト、写真の中身ではなくそのものに光彩を適用する機能になります。

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