Beatsの中で最も高価で海外(特にアメリカでは)大人気のヘッドホンであるBeats Studio3 Wirelessを購入したので、実際に使ってみた感想や音質、充電や収納などについてご紹介していきます。
【レビュー】BeatsXを4ヶ月使った評価:音質は?充電持ちは?全て答えます。
目次
Beats Studio3 Wirelessの基本的な情報
レビューの前にBeats Studio3 Wirelessを買う前に知っておきたい基本的な情報についてご紹介していきます。
外見と収納
横から見たBeats Studio3 Wireless
真上から見たBeats Studio3 Wireless
きっとほとんどの人がBeats Studio3 Wirelessの外見を見たことが一度はあると思いますが、一応貼っておきます。僕が購入したBeats Studio3 Wirelessのカラーはホワイトですが、他にも6種類のカラーがあります。
参考 Beats Studio3 WirelessのカラーBeats公式サイトまたBeats Studio3 Wirelessを購入すると収納ケースも一緒に同封されていて、出先などではこのようにヘッドホンを収納してカバンに入れておくことができます。
Beats Studio3 Wirelessをケースに収納
Beats Studio3 Wirelessは耳元でポキっと折ることができて、コンパクトに収納することが出来ます。
収納ケースとiPhone11 Proで大きさを比較
収納ケースとiPhone11 Proで大きさを比較(その2)
iPhoneと大きさを比較するとひとまわり大きい印象で、縦の厚みがなかなかあるので荷物を出来るだけなくしたい人にとったら少し厄介に感じると思います。
充電ケーブルと充電風景
Beats Studio3 Wirelessの充電ケーブル
購入してから気づいたんですが・・・Beats Studio3 WirelessはiPhoneの充電器で充電することができないです。 BeatsX(イヤホン)はiPhoneと一緒の充電器で充電出来るのですが、Beats Studio3 WirelessはUSB Micro-Bで充電します。(もちろん付属品としてUSB Micro-Bケーブルはついてきます。)
もしもUSBの種類はたくさんあり、USB Micro-Bがよく分からない人はこちらの記事がおすすめです。写真と共に色々なコネクタの種類が紹介されています。
ちなみに付属されているケーブルは長さ93cmで、iPhone純正の充電ケーブルは1m5cmだったので一回り小さいと行った使用感です。
充電しているときは下の写真のように5段階にライトが光るので、現在どれくらい充電されているのか20%ごとにわかります。
充電風景(5段階のライトである程度の充電残量が一目で分かる)
BeatsXの場合はフル充電されるまで、どれくらい溜まっているのか判断できないのでいちいち充電を抜いてスマホに繋いで残量をチェックするしか方法はありませんでした。
電源の付け方
Beats Studio3 Wirelessの電源ボタン
ここを1秒弱長押しすると、下のGIFのようにBeats Studio3 Wirelessの電源が付きます。電源をオフにするときも同様にこのボタンを長押しします。
電源ボタン長押しで電源オン
そのまま長押しをし続けるとライトが点滅してiPhoneとのBluetooth接続を自動で行ってくれます。
iPhoneとの接続
iPhoneとBeats Studio3 Wirelessを接続している様子
Beats Studio3 Wirelessの電源ボタンを長押ししているとこのようにiPhoneの画面にBeats Studio3 Wirelessが表示されるので、接続ボタンをクリックすると接続完了です。
充電残量の確認方法
Beats Studio3 Wirelessの充電残量の確認手順
上のGIFにBeats Studio3 Wirelessの充電残量の確認手順をご紹介しています。メニューバーを表示してBluetoothマークをクリックするだけで確認できます。
ここまでで基本的なレビュー?使い方?は終わりです。実際に購入して使い続けていて感じたメリットとデメリットをそれぞれご紹介していきます。
Beats Studio3 Wirelessを実際に使って感じた魅力
実際に購入したからこそ分かるBeats Studio3 Wirelessの魅力をご紹介していきます。
イヤホンよりも魅力に感じる高音質
Beats Studio3 Wirelessを使う前はBeatsXというBluetoothのイヤホンを使用していたのですが、ぶっちゃけBeatsXよりも音質がいいです。その理由としては、ピュアアダプティブノイズキャンセリング(Pure ANC)機能により周囲の音を遮断してくれるので、音が透き通っているにも関わらず重低音もしっかりと効いた音質が特徴的でした。
ぶっちゃけノイズキャンセリング機能は個人的には昔から嫌い(耳に変な違和感があるから)だったのですが、Beats Studio3 Wirelessのピュアアダプティブノイズキャンセリング機能はノイズキャンセリング感?(人工的な音波を感じない)がないので、Beats Studio3 Wirelessを装着するだけで周囲の音が自然と聞こえなくなります。
音楽の切り替え、音量調節は全て耳元で出来る利便性の高さ
ヘッドホンで音楽・音量の操作
左のヘッドホンのボタンを操作することで音量の上げ下げ、音楽の一時停止、次の曲へスキップ、前の曲へバックの操作を耳元だけで行うことができるので、いちいちiPhoneを開いて音楽を操作することがなくなりました。
AppleWatchがあれば、アルバム変更とかプレイリスト選択もできるようになるから尚更音楽操作の利便性が上がるのでおすすめですよ!
【保存版】Apple Watchでできることまとめ!写真付きでどんな機能なのか全て解説。
長時間使っていても耳や頭が痛くなることがなくなった
これはヘッドホン全般に言えることですが、イヤホンは鼓膜に直接音を当てている感じがして・・・長時間の勉強や操作でイヤホンを使っていると、頭痛や耳が痛くなることがありました。
ですが、Beats Studio3 Wirelessを使っていると半日ほど使っていても使った前と変わらず頭や耳に疲労を感じることがなくなったのでストレスがかなり減りました。僕の場合、BeatsXよりも高音質に感じるので一石二鳥でした!
充電持ちが素晴らしい
Beatsの素晴らしいところの1つは充電持ちの良さですが、思っているよりも充電持ちが良くてびっくりしています。実際最長22時間持つバッテリーですが、1日に使うのが多くても2時間ほどなので1週間ほどは1度も充電することなく乗り切ってしまうほどです。
首にかけていてもお洒落アイテムで評判がいい
ヘッドホンはお洒落だからという理由で使用している人もいますが、その中でもBeats Studio3 Wirelessはお洒落なヘッドホンとして評判がいいですしBeats Studio3 Wirelessを使ってから周りからも「そのヘッドホンお洒落だね」と言われる機会が多くなりました。”シンプルイズベスト”という言葉がぴったりなどんな洋服でも合うお洒落なのも魅力の1つです。
ただ夏など暑い日には首元が蒸し蒸しするので、長時間かけていたり運動中に首にかけるのはおすすめしません。
5つの充電ゲージで今どれぐらい充電が溜まっているので一目で確認できる
個人的に使っていて便利に感じるのは、充電しているときに(1週間に1度ほどですが)どれくらい充電が溜まっているのかを一目で把握出来るのはありがたいです。これはほとんどのイヤホンにはない機能で、電源をつけるか充電がマックスになるまでは充電がどれだけ溜まっているのか把握することができないですが・・・20%感覚で充電のたまりが確認できるので、すぐに使いたいときなどは便利です。
それだけではなく、Fast Fuel機能を搭載していて10分間の充電で3時間弱使用することができるので朝充電し忘れに気づいても充電がなくて困ることがほとんどないのも嬉しいポイントです!
Beats Studio3 Wirelessを実際に使って感じたダメなところ
使っていて、いまいちだった部分や不満に感じたところをご紹介していきます。
電源を消し忘れることがたまにある
ちょっと欲張りかもしれませんが、ヘッドホンを外して自動的に電源がオフになる機能が欲しいなぁと感じてしまうことがたまにあります。消すときは電源をつけるときと同様に電源ボタンを長押しにすることで、音が流れて電源オフになったのが分かるのですが・・・出掛け先などそのままヘッドホンを外してしまってしまったり、首にかけっぱなしにしてしまったりして帰るまで電源を消し忘れていたことに気づかないなんてこともあります。
AirPodsのようにケースにしまうだけで電源がオフになるイヤホンが羨ましく感じてしまう部分・・・。
出掛け先で荷物になる(カバンが必要になる)
荷物が嫌いで出掛けるときは、前まではほとんど手ぶらだったんですがBeats Studio3 Wirelessを購入してから「ヘッドホンがあるからカバンも持っていこう」となる機会が多くなりました。
薄ければ荷物にならないんですが、厚みがある(上の写真のように)のでカバンにある程度余裕を持たせておかないと収納できないのも悩みの種です。
充電が満タンになるまで少し時間がかかる
1度の充電で最大22時間ほど使えるバッテリー容量の大きさは魅力的ですが、満タンにするまでに少し時間がかかります。まぁ1日分(約3時間ほど)であれば、10分ほど充電すれば使えるので文句はないですが、0%から100%まで充電するには大体2時間ほどの時間がかかります。
雨の日に使えない
ヘッドホンを使っていて、最大の弱点と感じたのが雨の日に使うことができないことです。4万近くする高価なヘッドホンで雨への耐性はそれほど強くないので・・・雨が降っているときや降りそうな日は使えないのが弱点です。傘をさしていてもヘッドホンのサイズが大きいので土砂降りじゃなくても濡れてしまうリスクが高いです。
イヤホンは多少濡れても大丈夫ですしポケットに収納できるほどのサイズなので雨でも使えるのが魅力です。
片耳で聞くことができないから聞くか聞かないかの二択になる
音楽を聴きながら人と話したり、ちょくちょく人の話を聞かないといけないとき(生活していてあまりそんな場面はありませんが。)に不便に感じます。外の音を聴きたいときは、いちいち両耳を持ち上げてヘッドホンをずらさないといけないので、結構手間に感じます。
なので、普段からどっぷり音楽だけを楽しむとき(主に散歩中、家、作業中)にBeats Studio3 Wirelessは使っています。
家での置き場所に困る
使っていて地味に困るのが、家での収納場所。カバンに入れっぱなしだと踏み潰しそうで怖いし・・・机にそのまま置いておくとスペースが取られるし・・・。
ですが、ヘッドホンスタンドを購入するだけでこの悩みはなくなりますよ。お洒落なBeats Studio3 Wirelessがインテリアとしても使えて、収納もできます!
iPhoneの充電器でできない
BeatsXユーザーの人は特に不満に感じることが多いと思います。BeatsXならiPhoneのライトニングケーブルで充電できるので出かけ先で充電したいとき(学校や会社)は、1本ケーブルを入れておけばiPhoneもBeatsXも充電できたのですが・・・Beats Studio3 Wirelessはもう一本(USB Micro-B)を入れておく必要が出てきます。
これがなかなか厄介で元々USB Micro-Bケーブルを使う機会がないので、カバンに入れ忘れて出かけ先で充電できないことも度々あります・・・。
まとめ
Beatsの中で最も高価でヘッドホンということもあり、少々手が出しにくい部分があるかもしれませんが値段以上の価値を感じさせてくれる音楽好きにはたまらないヘッドホンになっていました。毎日散歩をしているということもあり、他の人よりも音楽に触れる時間が長くBeats Studio3 Wirelessをたくさん使ったからこそ感じたレビューをご紹介しました。
ぜひ参考にして下さい。
【レビュー】BeatsXを4ヶ月使った評価:音質は?充電持ちは?全て答えます。
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