初心者から上級者までIllustratorを勉強するときにおすすめの本をご紹介していきます。
初心者向けおすすめの本
Illustrator しっかり入門
- Illustratorの基本をしっかり理解できる本を知りたい
- 浅く広くではなく深く広く学べる本を探している
- Illustratorを楽しく本質を学びたい
Illustratorって何?の状態からIllustratorで私はこんなことを作りたい!と使い方だけでなくIllustratorを通じて目標や夢を与えてくれる初心者に大人気の参考書。まだIllustratorの開き方を何も知らない人でもしっかり理解できるように書かれているので、誰でも安心して使えます。
Photoshop編であるPhotoshop しっかり入門も一緒に出版されているのでもしもPhotoshopと並行してIllustratorを勉強したい人にもしっかり対応しています。
IllustratorスーパーリファレンスCC 2019
- 自分で必要な知識といらない知識を選びながら学習していきたい
- 初心者だけど1冊で上級者になれる本を探している
- シンプルな本よりも満遍なく分厚い本が好き
0から10までIllustratorで使用できる知識を全て手に入れることが出来る参考書。全ての知識を手に入れられるのでこの一冊で十分に感じるかもしれませんが、344ページと少々多め。
もちろん図解を中心に話を進めてくれるので、苦手意識のない人ならこの一冊でIllustratorの知識を習得することができます。
取捨選択をしっかり自分でできる自信のある人におすすめですが・・・全部の知識を一気に入れようとすると途中でほぼほぼ挫折してしまいます。
デザインの学校 これからはじめるIllustratorの本
- Illustratorだけではなくパソコンに苦手意識がある
- まずは一番優しい参考書でスキルよりも仕組みや基本操作を学びたい
- 本当に何も分からない状態
Illustratorだけではなくパソコンが苦手で検索するのがやっと・・・という苦手意識が強い初心者の人におすすめなのがデザインの学校シリーズがおすすめ。(シリーズにはPhotoshopやHTML&CSSなどがあります。)
僕もそうなんですが、初めは文字で覚えるというよりも図解や写真を多く使ってくれる参考書が好きなんですがIllustratorを始めるときにとっても活躍してくれた初心者に向けた一番優しい参考書。逆に少し知識がある人にとったら知っていることが多く物足りなさを感じるかも。
中級者向けおすすめの本
Illustrator 10年使える逆引き手帖
- Illustratorで出来ることはある程度頭に入っているけど機能を全て把握出来ている訳ではない
- 物語形式ではなく辞書のように自分の必要な知識をつまみながら読む参考書が欲しい
- Illustratorで自分のやりたいことがある程度固まっている
スキル的なことよりもIllustratorに搭載している機能を使ってできることを逆引きスタイルでたくさん乗っている参考書。逆引きなので目次を見れば、自分のやりたいことから使い方や手順を図解と共に学べるのである程度の機能は把握しているけど最大限使いこなすことが出来ていないという人にピッタリの中級者向けの本になります。
なので、ある程度どんなイラストを描きたいのか?描きたいイラストにはどんなことが必要なのかを頭に入っている状態で購入するのがおすすめ。
Illustratorトレーニングブック
- 1つ1つの機能の使いこなし方を満遍なく知りたい
- 基本から応用までしっかり網羅出来ている本で進めたい
- 手を動かしてイラストを描きながら読み進めるスタイルの参考書が欲しい
初心者向けの本に比べると、イラストの技術的な面に重きを置いた本になっています。基本操作から応用まで0から10まで勉強することができますが、コラムなど少し上級者向けのコンテンツもしっかりと掲載してくれています。
読みたい人よりも図解や手順で本と一緒に手を動かしたい人に向いている本です。
Illustratorで学ぶ 「ベジェ曲線」習熟ドリル
- 四角・円形・三角など用意された図形以外の図形をスラスラ描けるようになりたい
- アニメやゲームなどのキャラクターなど細かい部分をペンツールで描けるようになりたい
- 今までペンツールが苦手で避けて通ってきた
初心者〜中級者が避けがちなペンツールのスキルを徹底的かつ地道に上げることができる本。数学ドリルを思い出させる反復作業にはなりますが、この一冊を完璧にすれば描けないオブジェクトは無くなる!っていうほどペンツールの勉強になります。
【Illustrator】ペンツールの使い方とコツ:自分の思い通りの滑らかなイラストを作る上級者向けおすすめの本
10倍ラクするIllustrator仕事術
- 仕事でIllustratorを使用しているがもっとデザインのバリエーションを増やしたい
- 上級者にしか分からない細かなテクニックを学びたい
- 今よりも作業効率を上げたい
この本の著者である鷹野 雅弘さんはAdobeBlogの『ベテランほど知らずに損している』シリーズでも有名で上級者の人ほどお世話になっていることが多いと思います。
その人を中心にIllustratorを”仕事”という観点で具体的なテクニックに関することが沢山載っている本になります。ただ初心者にとったら訳の分からない知識や使わない知識が多いので上級者で上級者にとったら今すぐにでも使いたくなるような実践レベルでの話が多いです。
Photoshop & Illustratorデザインテクニック大全
- 基礎的な知識・スキルはしっかり備わっていて、新たなイラストアイデアが欲しい
- IllustratorだけでなくPhotoshopとの組み合わせたスキルも勉強したい
- 多くの人を惹きつけるプロのような作品を作りたい
IllustratorだけではなくてPhotoshopも一緒に勉強していたり、組み合わせて作品を使う人におすすめなのがこの本。Illustrator・Photoshopそれぞれで独立でできるデザインはもちろんIllustratorだけでは叶わなかった写真との組み合わせに関する機能もしっかり載っていて、長年Illustratorを触っている人でもびっくりな機能が盛りだくさんです。
Illustratorに関する機能は全て把握し使いこなせて、スキル面やアイデア面での腕を磨きたい人に送る一冊。
一緒に持っておきたいおすすめのデザイン本
配色アイデア手帖
- 配色の知識がないけどイラストにピッタリの配色バランスをつけたい
- 専門用語は勉強したくないけど色に関するセンスを磨きたい
- どんなテーマでイラスト色を付ければいいのか分からない
複雑なイラストを描くようになればなるほど、配色バランスの知識や感覚がとても大切になります。色は心理学にも応用されるほど作品が見ている人に与える影響が大きく大切なデザイン要素になります。
そのため配色のセンスを養うときにおすすめしたいのがこの本です。年代別や季節別、色別、印象別でおすすめの配色がサンプルとともにこれでもかというほど載っているのでこの小さめの本を片手にIllustratorをいじることでどんどんイラストの配色センスを磨くことができます。
なるほどデザイン
- 興味本位でIllustratorを始めたけどデザインについての知識がない
- 作品というよりも誰かのためにイラストを作っている
- Illustratorを買うかどうか迷っている
Illustratorをアートではなくデザインとして捉えている人に、まず読んで欲しい本がこれ。ここでのアートとデザインの違いとしては、自分の世界観を貫き通すイラストを描くのがアート・見ている人に快適なイラストを描くのがデザインです。
アートよりもデザインのツールとしてIllustratorを使用している人によくありがちな『結局Illustratorで何をしたいんだっけ?』にならないためにもIllustratorと並行して勉強しておきたいデザインの基礎の部分になります。
デザインで必要な知識を良い例・悪い例で写真を使いながら説明してくれるので初心者でもスラスラ読み進めることができますよ。
要点で学ぶ、デザインの法則150
- Illustratorを使って広告やWebデザイン、ロゴなどを作成したい
- 今まで感覚でIllustratorを使っていた
- コンパクトに持ち運べる小さめの本が欲しい
自分の中でIllustratorを使ってなかなかの作品を作れるようになったけど、プロの人よりも劣っていると劣等感を感じている人におすすめの一冊。デザインを感覚としてではなく、論理的な観点であなたに足りていない部分をデザインの原点に立ち返って論理的に説明してくれます。
ただこのレベルは仕事としてIllustratorを使っていきたい人や広告、Webデザイン関係の仕事に就きたい人におすすめのかなり上級者向けの本になります。
線一本からはじめる伝わる絵の描き方 ロジカルデッサンの技法
- Illustratorのオブジェクトを使って作品を作るのではなく自分で描いたイラストを取り込んで編集ツールとしてIllustratorを使用する
- 紙の上で立体感や遠近感覚など絵心が足りないと実感している
- 自分で作った絵を使ってIllustratorで作品に仕上げたい
鉛筆ツールやブラシツールを使ってIllustrator上で手書きでイラストを描きたい人におすすめのデッサンの参考になるおすすめの本。
今後Illustratorの使い方として紙に書いたイラストをIllustratorに取り込んで編集したい人はツールの使い方よりもデッサン技術の方が大切になるので、この本でまずは立体感や人間の書き方など基礎的な部分をこれ一冊で習得することができます。
まとめ
Illustratorを勉強するにあたって僕自身参考にしたものからおすすめのものまでレベル別でご紹介しました。
色々な本に出して失敗した結果皆さんにおすすめの本として紹介しているので、きっと皆さんの目的にあった本が見つかりますよ。
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