【Illustrator】アピアランスを分割するとは?世界一わかりやすく解説します。

Illustratorのアピアランスを分割するという意味や使い方、使う理由などを世界一詳しく解説していきます。

アピアランスを分割するとは?

 

これがアピアランスを分割する

そもそもアピアランスとは英語でappearanceと書き、”外観”・”容姿”・”外見”などを意味する英語です。 Illustratorでは

  • 塗り
  • 効果
  • 不透明度

の4つのアピアランス属性(アピアランスに影響する要素)があります。

オブジェクトの見た目を変えるものはたったこの4つのアピアランス属性だけなんだよ
単純な意味で解釈すると”オブジェクトの外見を分割する機能”になりますが・・・なかなか納得して理解できませんよね。 スクリーンショット 2018 12 18 23 35 44 なので、アピアランス分割というのは

アピアランスパネルの要素を分解する機能

として覚えておきましょう。 今回の場合は長方形で解説していきますが・・・図形でもテキストでも”塗り”と”線”があります。 1つのオブジェクトには塗り、線、効果、不透明度の4つのアピアランス属性があるんですが・・・ ”1つのオブジェクトに4つのアピアランス属性”を”1つのアピアランス属性で1つのオブジェクト”にしてくれるのがアピアランスを分割する機能になります。 スクリーンショット 2018 12 19 0 01 45

イメージとしては”4″だったものを”1+1+1+1″にするイメージ!だから、線も塗りも1つずつのオブジェクトに分解されるよ
アピアランスパネルで確認してもしっかり消えて

といったように1つだったオブジェクトが塗りと線で2つのオブジェクトになっていることが分かります。
MEMO
線の色もアピアランスの分割をすることで”塗り”になります。線を設定すると線の上に線が描かれます。 スクリーンショット 2018 12 19 0 07 31

ちなみにオブジェクトを選択してからアピアランス欄の右下の”・・・”をクリックするとアピアランスパネルを開けるよ
  1. 選択ツールで対象オブジェクトをクリック
  2. アピアランス欄の右下の”・・・”をクリック

アピアランスを分割する方法

    線や塗りに効果を適用させたオブジェクトを選択します。
    MEMO
    ただの線と塗りだけのオブジェクトの場合はアピアランスを分割することができません。
  • STEP.1
    アピアランスを分割したいオブジェクトを選択ツールで選択
    スクリーンショット 2018 12 19 0 11 13
  • STEP.2
    メニューバー>オブジェクト>アピアランスを分割
  • STEP.3
    アピアランスが分割された
    これで対象のオブジェクトのアピアランスを分割することはできました。
  • STEP.4
    グループ化を解除
    アピアランスを分割によって分割されたそれぞれのオブジェクトはグループ化されているので、解除することでそれぞれのオブジェクトごとで操作することができます。
  • 完成

    アピアランスを分割することができました。

アピアランスを分割する理由とメリット

”アピアランスを分割する”を使う3つの理由とメリットをご紹介していきます。

アピアランス属性1つ1つで編集できる

塗りと線で違った効果を反映させたいときなど1つのオブジェクトを複数のオブジェクトに分けて編集したいときに使います。 例えば・・・下の丸で塗りと線に違った効果をかけたいときでも、アピアランスを分割しない限り永遠に線だけが変わってしまいます。 そこでアピアランスを分割を適用しグループ化を解除してからそれぞれで編集をすることで塗りと線で全く違った効果を適用することができます。 スクリーンショット 2018 12 19 0 44 17


完成


より細かい編集になると、使うことが多くなります。

アウトラインで見ると変化がないからアピアランスを分割する

と一見塗りや線を違ったものにしてもアウトラインで表示すると見た目で判断できなくなります。 でも、しっかりとアピアランスを分割することによって、形がそのままアウトラインになります。

MEMO
メニューバー>表示>アウトラインでアウトラインでの表示にできます。

Illustrator以外のソフトでアピアランスを分割していないオブジェクトを見ると化ける

Illustratorで作成したオブジェクトを他の会社のソフトで読み込もうとすると形の情報であるアウトラインを読み込んで開くため せっかく編集しても、アピアランスを分割するとこのように全く同じただの長方形になってしまいます。 そのためアピアランスを分割してそれぞれのオブジェクトに分解しておくことで、どんなソフトで開いてもしっかりと見れるようになるんです!

アピアランスを分割するときの注意点

アピアランスを分割すると効果や塗り、線で設定した情報を失います。

1つ1つのオブジェクトになっちゃうからアピアランス属性の情報は全て無くなってしまうんだよ
なので、アピアランスを分割してから編集したくなってもその図形に上書きする形で変更されてしまうので、完成してから使いましょう。

Ctrl+Zで戻せるよ