【IllustratorCC/CS6/CS5】遠近グリッドツールで写真・文字を配置する方法

遠近グリッドツールを使って写真や文字を配置するやり方について実際に写真に基づいて初心者に向けて解説していきます。

対応バージョン
IllustratorCC/CS6/CS5

遠近グリッドツールで写真を配置する方法

STEP.1
タイトル1
ファイル>配置を押します。 Shift+Ctrl+PキーでもOK!
STEP.2
埋め込む写真の選択
埋め込みたい写真を選択します。 注意点として写真を選択したときにリンクにチェックが入っていると、うまく写真を埋め込むことができなくて下のようになってしまいます。

チェックありとなしの画像の違いを知りたい人はこちら
参考 Illustratorの埋め込み配置とリンク配置の違いAdobe
STEP.3
遠近法に対応できるようにトレース
上と下の写真やっていることは同じで遠近法に対応できるように画像をトレースしていきます。 画像の質は写真(高精度)がおすすめです。同じ質の写真で埋め込むことができますよ! トレースを始めようとするとこんな感じで注意書きが表示されますが、OKで大丈夫です。 20秒ほど時間がかかります。
STEP.4
拡張
こちらも先ほどと同じように画面上と右の2通りできるのでどちらでも好きな方の”拡張”をタップします。 拡張すると写真が青くなります。
STEP.5
遠近図形選択ツールで埋め込み
写真のように遠近図形選択ツールを選ぶか”Shift+V”を押します。 このツールは遠近グリッドツールに沿って写真や図形を埋め込むツールだと思って大丈夫です。 これを選択して好きなようにドラッグをすると写真が埋め込まれます。
MEMO
写真が上手く遠近グリッドツールに沿って埋め込まれないと感じている人は、一度遠近グリッドツールを選択して下写真のマークを見つけてください。 このときの立方体に色のついているように写真は埋め込まれるので、このとき写真が自分の思っている向きと違うと全然違う角度になってしまうので立方体のどの面に写真を埋め込みたいのか確認してみましょう。

先ほどのやり方だと左面グリッドになるよ
そして、画面のどこでもいいのでタップしてみると・・・上手く写真が綺麗に埋め込まれていますよ!

画像のサイズも変更できる

選択ツールをタップしてから画像の大きさを変えることで好きなサイズにすることができます。 ここで注意点ですが、シフトキーを押さないでサイズを変更すると横に伸びたり、縦に伸びたりしてしまうのでShiftキーを押しながら大きさを変えることで縦横比が同じ状態でサイズを変更できます。

同じように文字を遠近グリッドツールで配置する方法

やり方としては・・・先ほどとほとんど一緒で文字や図形もできます。
文字ツールでまずは埋め込みたい文字を作成していきます。 ここからは先ほどの埋め込む作業(STEP.5 遠近図形選択ツールで埋め込みと同じ作業)をしていきます。 遠近図形選択ツールをタップして文字を遠近グリッドツール内にドラッグすれば簡単に埋め込むことができます。

まとめ

今回はこの写真と文字を使ってスマホ画面を作ってみました・・・遠近グリッドツールは立方体を作るときには必須の機能になっているので、ぜひ参考にしてください。 【IllustratorCC/CS6/CS5】遠近グリッドツールを一瞬で消し去る方法

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