日の丸構図とは?ダメ?いい写真を撮るテクニック!

更新日:2017年12月17日

みなさん,こんにちは!日の丸構図を一番使っているという自覚があるTatsuyaと

福丸

福丸です♪
  みなさんは写真を撮る時に構図をしっかり意識していますか?私は,構図を一番大切にしています. なぜなら,その構図が崩れてしまうと写真のバランスが台無しになってしまうからです.   よく構図を決める時日の丸構図にしちゃいい写真が撮れないという話を耳にします・・・本当にそうなの!?   ってことで,今日は日の丸構図についてお話ししていきたいと思います.

日の丸構図ってなに?

そもそも日の丸構図というのはなに?って話ですが,構図というのは色々な種類があります.なので日の丸構図というのはその中の1つの種類です. で,日の丸構図とは ずばり!わが日本の国旗の構図です.   つまり写真全体に主役である被写体が真ん中にポツンとある構図です.この構図は,とってもシンプルで初めてカメラで写真を撮る人はみんなこの日の丸構図で写真を撮るんではないでしょうか.   私も初めてカメラを握り写真を撮った時は,日の丸の嵐です・・・笑

福丸

日の丸構図で写真を撮らされてました・・・
こんな感じの構図のことを日の丸構図といいます.どうですか?もろ日本の国旗っぽい形でしょ?どちらかというとバングラデシュの方が近いかな・・・

日の丸構図のメリット・デメリット

メリット

  では,この日の丸構図のいいところはどこだと思いますか?   それは,とにかく伝わりやすいことです. 写真というのは,伝わらないと意味がありません.なので,変にこだわって相手に意図がなにも伝わらないままではまったく意味がありません・・・   カメラに慣れ始めるとやりがちです・・・

福丸

Tatsuyaはいつも変にこだわってるくせに!
  シンプルなのでよりインパクトがあるというのも日の丸構図のメリットと言えるでしょう! カメラ初心者におすすめの構図ですが,実は一番大切な構図です.カメラを1,2年使っているとどうしても色んな構図に手を出しがちですがそんな方にも日の丸構図はおすすめです.つまり,全員にオススメ! 初心に帰るということも大事ですから日の丸構図でしっかり自分の意志を写真に込めることも大切ですよ

日の丸構図のデメリット

これは,しょうがない部分もありますが日の丸構図のメリットでもいいましたがシンプルです.   いいことですが,裏を返せば特徴がない!!!   でも,デメリットとしてはこれくらいですかね. でも,実際最初は特徴がない写真でいいんです!特徴がない写真をたくさん撮っていくと段々自分の中でシンプルな写真から魅力を出せるように工夫します.そうすると,どんどん自分の個性が写真の中に出てくるので他の構図で写真を撮った時にもその個性を出すことができます.   なので,カメラ初心者の方はまず日の丸構図で練習することをオススメします.私のように変にこだわるよりまずはシンプルに写真を撮ることを意識しましょう!最近私も写真を撮る時は日の丸構図を意識して写真を撮っています.

日の丸構図の例

それでは,日の丸構図の例を見ていきましょう!
完全なる日の丸構図ですよね!

福丸

夜の道で撮った♪
いやぁ~シンプルな構図が一番難しいというのも事実です...なので,私はこの写真にもう1つテーマを決めて撮りました.分かりますか? それは2匹のフクロウの奥に見える光です.これを出すことで色んなことを見てる人に伝わったと思います・・・伝わってますよね? でも,明確にこれ!っていうものはなく見てる人がそれぞれこの写真を見て「ストーリーを描いてくれればいいな」っていう想いで写真を撮りました.  

福丸

いい光♪
これが写真の主題(2匹のフクロウ)と副題(奥に見える光)ってやつです

使える状況?使えない状況?

日の丸構図を使える状況と使えない状況をそれぞれお話ししていきます.無理に日の丸構図にしなくてもいいんです.しっかり日の丸構図の撮るべき場面を把握しておくことで全然写真が変わってきますよ!

使える状況

ポートレート

これはみなさんよく使う構図だと思います.ポートレートを撮る時に強調したいのは被写体となる人なので変に凝った構図で写真を撮らなくても日の丸構図で撮った方が無難です  

オシャレな構図が見つからないとき

写真を撮る時は誰もが「自分しか撮れない構図で世界で一枚だけの写真を撮る!」と思っています・・・ですが,なかなかその構図が浮かばないものです.そんな時は,この日の丸構図に頼っちゃいましょう!   自分の中の写真のテーマと相手に伝わっている写真のテーマが違ってしまうと魅力がまったくない写真になってしまいます.

使えない状況

周りが複雑な時

先ほど紹介した写真の被写体の周りには一切建物だったり被写体になるようなものがありません.日の丸構図で写真を撮りたい時は基本的に周りになにかあってはいけません・・・周りにものを置いてしまうと見ている人が混乱し,どこを見ればいいのか分からなくなってしまいます. F値を小さくして写真を撮る時は別です!なので,周りが複雑な時は日の丸構図の効果を出すことが出来ません・・・ でも,横になくても縦になにかある時は大丈夫です.縦にあるとピントが合いませんので混乱しません

最後に

今回は,日の丸構図についてお話ししました.   シンプルだからこそのメリット,デメリットをしっかり理解して写真撮影を行うとより自分のイメージに合った写真が撮れることでしょう

福丸

撮ってみて♪
では,また・・・

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